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「独立型居宅介護支援事業所の意義と挑戦〜自立支援型ケアマネジメントの可能性〜」

2025年01月03日

皆さん、いつもブログをご覧いただきありがとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

新しい年を迎え、改めて当社の特徴であり強みでもある「独立型居宅介護支援事業所」についてお話ししたいと思います。

チームウェルの歩みと取り組み

チームウェルは2013年の開業以来、一貫して「独立型居宅介護支援事業所」として運営を続けています。全国的に見ても独立型は少数派で、全体の約10%程度にとどまっているのが現状です。その理由は単純で、「儲かりにくい」からです。ケアマネジャーの報酬は過去に比べて引き上げられたとはいえ、独立して採算ベースに乗るまでには相応の時間がかかります。当社も利用者ゼロの状態からスタートし、安定するまでには長い道のりがありました。しかし、じっくりと丁寧に必要な加算を取得しながら、社員を増やし、現在の形を築いてきました。

近年の介護報酬改定の流れを見ると、「基本報酬は据え置き、加算を増やす」という方針が明確になっています。これは、「加算の取得を通じて事業所の質を評価する」という国の考え方が反映されたものと言えるでしょう。当社も取得可能な加算は適切に算定・取得しながら、その管理を徹底し、不備による「返還請求」が発生しないよう細心の注意を払っています。

独立型だからこそ実現できるケアマネジメント

独立型居宅介護支援事業所として運営する中で、「独立型で良かった」と実感する場面が多々あります。特に、利用者の「自立支援」に向けたケアマネジメントを行える点は大きな利点です。併設型の事業所(もちろんすべてではありませんが)では、自社サービスの利用促進を優先せざるを得ないケースも考えられます。一方、独立型であれば、ケアプラン作成時に利用者の自立支援や地域との共生、インフォーマルサービスの活用に重きを置いた計画を立てることができます。これは独立型ならではの強みであり、私たちが誇りに思っている点でもあります。

国は現在、「自立支援型のケアプラン」や「共生社会の実現」を推進する方針を明確にし、介護事業所やケアマネジャーに対してその方向性を示しています。この目標を達成するためにも、独立型居宅介護支援事業所の増加が重要であると考えます。独立型だからこそできる質の高いケアマネジメントを今後も追求し、利用者の自立支援に貢献していきたいと思います。

まとめ

独立型居宅介護支援事業所は、当然経営的な難しさは伴うものの、利用者本位のケアマネジメントを実現できる大きな強みを持っています。私たちチームウェルは、これからも独立型ならではの視点を活かし、利用者の自立支援と地域との共生を重視したケアプランを提供し続けます。

また、介護保険制度の変化に適応しながら、より質の高いサービスを提供できるよう、チーム一丸となって努力を重ねていきます。独立型の存在意義をより多くの方に知っていただき、この形態が広がることで、介護業界全体の発展にも貢献できると信じています。

今後ともチームウェルをよろしくお願いいたします。

株式会社チームウェル
代表取締役社長 里 秀一郎